
季節ごとの野鳥の一斉センサス報告
鹿児島県内の各地で季節に「移動する野鳥」「冬にやってくる野鳥」などの一斉調査をかごしま県支部では毎年続けております。
また、日本野鳥の会が調査する全国一斉クロツラヘラサギにも参加し、毎年報告し集計・統計がまとめられています。
気候変動による野鳥の移動への変化や冬に飛来するガン・カモ類の数と種別など、長年センサスを続けた情報を皆様に紹介し、何かの参考になればと考えております。鹿児島市内の谷山地区を流れる永田川の調査も毎月1回調査しており、過去何十年の記録も紹介したいと思います。
冬鳥のガン・カモ調査
11月ごろからやってきているガン・カモ類の調査を毎年1月に実施しています。かごしま県支部の会員が多く参加してもらい、地域・場所ごとにカウントした数をセンサスの結果として記録します。
これからも続ける価値あるデータとして残します。

クロツラヘラサギ全国一斉センサス
全国でも九州・西日本に主に越冬に来ているクロツラヘラサギのセンサスが、調査期間を限定して毎年行われています。
数十年前までは絶滅が危惧されているクロツラヘラサギでしたが、近年は生息数が回復していることと調査に協力する人が増えたこともあり、年々その数を負やひているようです。
鹿児島県内でも観察数が増えており、また飛来場所も増えています。皆さんの調査に参加してみてください。

春季&秋季シギ・チドリ類調査
春と秋の年2回シギ・チドリ類の調査をしております。
シギ・チドリ類は夏鳥でもなく、春に移動して日本より北の地域で主に繁殖して、秋には南へ移動して行きます。
その通過地点として鹿児島県には多くの種が春・秋に観察することができます。その結果で移動する野鳥の種別や羽数の調査はとても意味深いものがあります。
